失敗しない太陽光ビジネス

[発電事業]ビジネスモデルを学べ

「IPP成功のカギはプロジェクトマネジメント能力」

オリックス 髙橋英丈 事業投資本部(環境エネルギー担当)事業開発部長

太陽光発電のIPP(独立系発電)事業──。それは公共性の高い活動でもある。FIT(固定価格買取り制度)とは、日本国民の負担のうえで再生可能エネルギーの普及促進を図る制度だ。ゆえにそのFITを活用して利益を得るIPP事業者とは、再生可能エネルギーを供給することによって国民生活や経済活動を支える責務がある。その活動は利益偏重であってはなるまい。我が国を代表するIPP企業は、どのような理念を掲げて事業に取り組んでいるのか。ビジネスモデルを学ぼう。

IPP(独立系発電)事業に参入したオリックスは3年間で300MWのメガソーラー開発を目指している。初年度となる2012年度は24件、容量にして140MW分の12年度買取り価格を獲得できる見通しだ。

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