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安川電機、今期出荷180MW見込み

10kWタイプ月産3000台に拡張

中型PCS(パワーコンディショナ)国内トップの安川電機は、出力10kWタイプのPCSの販売が好調で、2012年度のPCS出荷量は180MWに達する見込みである。今年1月には10kWタイプの生産能力を増強し、月産3000台体制を構築。需給が逼迫ぎみの国内PCS市場で、生産拡張を推し進め、シェア拡大を狙う。

同社インバータ事業部環境エネルギー機器事業統括部の山田達哉事業統括部長は、PCSの出荷状況についてこう説明する。

「上期は、それほど動きはなかったが、10月から受注が急増した。低圧連系向けには単相10kWタイプが、高圧連系向けには三相10kWと三相100kWタイプが、それぞれ伸びている。今期の出荷量は180MW、受注量は280MWになる見込みだ。このうち10kWタイプが約9割を占めており、単相と三相はそれぞれ半分ずつの割合である」。

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