群雄割拠の低圧連系マーケット
三相低圧、多数台連系標準化へ
低圧連系マーケットが活況を呈している。住宅用が前年度比10%増のペースで安定成長を遂げていることに加え、出力10kWから50kW未満の小規模産業用が新たな市場として創出された。住宅用小型タイプから10kWタイプまでPCS(パワーコンディショナ)が入り乱れ、〝アンダー50〟での競争は激しさを増すばかり。その一方で、多数台連系の問題も浮上する。一筋縄ではいかないようだ。
2012年7月の全量売電時代への突入と同時に、住宅用と小規模産業用の境界線は希薄化した。住宅用PCSメーカーは、小規模産業用を視界に捉え、小型単相タイプでの提案を強めている。
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