[インタビュー]
「分散型志向、ストリング技術、シェルターレス 3本柱の開発戦略」
田淵電機 阪部茂一 取締役副社長 技術開発推進本部統括
住宅用PCS(パワーコンディショナ)メーカーとして国内の太陽光発電業界をリードしてきた田淵電機とオムロン。全量売電が始まった2012年度は、住宅用分野に加え、産業用市場でも販売を伸ばしている。変動する国内のPCS市場で2社は何を目指すのか。田淵電機の技術開発推進本部統括である阪部茂一取締役副社長と、オムロンの環境事業推進本部を指揮する行本閑人執行役員本部長が語った。
当社は、電力自由化の年である1995年に太陽光発電用PCSの開発に着手しました。それ以来、住宅用PCS事業は、大手電機メーカーへのOEM(他社ブランドでの生産)が中心でしたが、11年からは独自ブランドである『エネテラス』の販売も始めました。10年には、三相10kWタイプをラインナップし、産業用市場へ進出しています。
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