不確実性の払拭へ
手探りの収益モデル
主に3市場で収益化を図る系統用蓄電事業だが、将来の市場予測は難しい。課題を克服すべく事業モデルの模索が続いている。
系統用蓄電所は、充放電の最適化を図りつつ、主にJEPX(日本卸電力取引所)、需給調整市場、容量市場で稼ぎ出すのが運用の基本だ。2024年度から容量市場の実需給が始まったほか、需給調整市場で未開設だった一次調整力と二次調整力①及び②の取引が開始。ついに3市場全てを活用した運用が可能になった。
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