躍進する〝アンダー50〟ソーラー市場

小規模産業用太陽光

犇めくプレイヤーの競争と協調

モジュール、パワコン、架台、SI続々 海外勢も参戦

出力10kW以上50kW未満の小規模産業用の太陽光発電が活気づいている。住宅用太陽光発電のシステムメーカーがパッケージ化した発電設備を発売。パワーコンディショナや架台メーカーから、システムインテグレータや住宅用太陽光発電の販売施工店まで、商機を求めて参入する。市場はまだ立ち上がったばかりであるが、早くもプレイヤーの相関図が見えてきた。

市場の動静を先読みして、いち早く動いたのは、太陽電池国内大手のソーラーフロンティアである。全量売電がスタートした今年7月には、他社に先駆けて、『小規模発電所パック』を発売。自社製太陽電池モジュールに、パワーコンディショナと接続箱、架台、そして集電ケーブルや発電計測システムまでパッケージ化し、販売店を通して売り出した。

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