「消費者主導の営農用太陽光が普及の鍵」
早稲田大学理工学術院環境・エネルギー研究科 野津 喬 教授
営農用太陽光発電はまだ本格普及していない。可能性はあるのか。社会科学分野から営農用太陽光発電を研究する早稲田大学理工学術院の野津喬教授に聞いた。
──営農用太陽光発電をどう評価しているか。
コンセプトとしては素晴らしい取り組みだ。ただ、適切に事業を実施している案件がある一方で、残念ながら制度の主旨と異なる不適切な案件もある。
現場の状況を把握しながら制度をアップデートしてきたのがこの10年だったのだろう。政策は正しい方向に進んでおり、望ましい形で拡がるような方向で制度が整理されているように思う。
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