「人材育成で健全な業界発展に貢献したい」
日本PVプランナー協会 森上寿生 理事長
施工・販売を手掛ける再エネ企業が多く参加する日本PVプランナー協会。2024年10月に理事長が交代し、エナジー・ソリューションズの森上寿生社長が新たに就任した。24年の総括と25年の展望を聞いた。
──2024年はどんな1年だったか。
この数年でFITによる新設需要は落ち着いたが、50年までの脱炭素化に向け、太陽光発電を増やしていく潮流が強まり、再び市場が活況を取り戻し始めた。脱炭素化に加え、電気代削減にも役立つことから、建物の屋根上に太陽光パネルを設置するオンサイト型が先行していたが、ここに来てオフサイト型の〝非FIT〟太陽光発電所の開発が活発になってきた。再生可能エネルギーを使用する企業や電力小売り会社から求められる水準は高いが、20年、30年に亘る安定稼働を実現するうえで必要な条件とも言えるだろう。
この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です