市場別分析2025

⑤風力発電

道北で陸上風力が続々稼働 過去最高を更新か

主力電源として期待されている風力発電。導入量は着実に増えているが、そのポテンシャルに比べればまだ小さい。脱炭素化に向け、さらなる成長が不可欠だ。

JWPA(日本風力発電協会)によれば、2023年の国内における風力発電の新規導入量は前年比145.7%増の572.3MWで、撤去された84.9MWを除いた正味導入量は同113.6%増の487.4MWだった模様だ。24年も着実に導入が進み、1月に北海道石狩湾新港で国内最大規模となる112MWの洋上風力発電所が稼働したほか、陸上風力発電所も続々と動き出した。公表情報から推計すると、24年の新規導入量は600MWを超え、過去最高を更新した可能性が高い。

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