⑨太陽光パネル中間処理
リサイクル義務が法制化へ 課題は廃ガラスの再資源化
社会課題の解決に繋がる太陽光パネルの中間処理業。まだ市場規模は小さいが、国はパネルの中間処理を義務づける新制度を始める方針だ。市場が拡大する可能性もある。
環境省の資料をもとに、中間処理に回された廃棄パネルの枚数を推定すると、2024年は前年比5%程増の10.5万枚程度だったとみられる。中間処理業者の装置の稼働率は軒並み低く、市場規模は僅か3.3億円程度とみられるが、環境省は、30年には廃棄パネルが11.3万tに達し、40年には26.1万~35.4万t、50年には27.9万~36.9万tまで増えると予測している。
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