海外勢との連携も選択肢に
奮闘する国内メーカー
定置型蓄電池市場では企業間の競争が激化している。国内メーカーは地の利を生かしつつ、価格競争力のある海外勢と連携しながら勝機を見出しているようだ。
オムロンソーシアルソリューションズの『マルチV2Xシステム』
これまで日本の定置型蓄電池市場を牽引してきたのは、住宅用蓄電設備だ。JEMA(日本電機工業会)の自主統計によれば、系統連系用の定置型蓄電設備の出荷容量は2017年度以降、毎年伸びており、23年度には前年度比25.9%増の135万6677kWhに達した。24年度上期こそ前年同期比4.5%増と伸び率は鈍化したが、下期の成長次第では150万kWhを超える可能性もありそうだ。
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