匿名座談会
大型蓄電設備の問題点
系統用蓄電所や太陽光発電所に併設される蓄電設備の市場が立ち上がってきたが、様々な問題もあるようだ。蓄電設備に詳しい3名に匿名で語ってもらった。
──系統用蓄電設備の減価償却期間の捉え方について、問題があるようだが。
A氏●系統用蓄電設備の減価償却期間を6年に設定して事業計画を立てる事業者が多いなかで、国税庁は一律に17年とする見解を示しており、齟齬が生じている。事業者が6年とするのは、蓄電設備を『減価償却資産の耐用年数等に関する省令』における『建物付属設備』とみるからだ。そこには、耐用年数は6年と明記されている。
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