テス・エンジニアリング、オンサイト太陽光で全方位展開
テス・エンジニアリングが〝オンサイト太陽光〟で先行している。早くから太陽光カーポートや蓄電池を活用したPPAに着手し、最近は軽量パネルを用いた提案も始めた。同社の取り組みに迫る。
髙崎敏宏社長
太陽光パネル搭載カーポートはコストが高く、数年前まで導入事例は少なかったが、テス・エンジニアリングは2022年に太陽光カーポートを導入している。長崎県内にあるアリアケジャパンの九州工場2ヵ所に出力計2MWを超える大規模な太陽光カーポートを設置、PPA(電力売買契約)方式で再生可能エネルギー電力の供給を始めた。現在、同社はカーポートメーカー4~5社と取引しており、価格や意匠性、利便性など、顧客の要望に合わせた提案ができるようで、同社の髙崎敏宏社長は、「屋根上設置よりも導入費は高いが、十分に採算が合うようになった。今後太陽光カーポートを活用する案件は増えていくだろう」と語る。
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