攻めの太陽光運用支援

受け身からの脱却を

転機を迎えたO&M企業

太陽光発電設備の増加に伴いO&M需要は拡大するため、O&M企業の経営は保守的になりがちだ。だが、成熟した市場にも転機が訪れ、新たな商機が芽生えた。今こそ攻め時かもしれない。

58GWを超える事業用太陽光発電設備が稼働するなか、長期安定稼働を支援するO&M(管理・保守)企業は着実に成長を続けている。その代表格がO&M国内最大手のスマートエナジーだろう。同社は2023年11月に同業のアドラーソーラーワークスを子会社化したほか、24年5月にはYKコネクションと連携し、低圧太陽光発電所向けのO&Mに特化した合弁会社を設立。25年3月末時点のO&M契約量は4830MWで、24年3月末時点の4356MWから474MW増やした。同社の大串卓矢社長は「年率30%成長を続けることができている。今後は住宅用を含む屋根上設置案件や系統用蓄電所のO&Mに力を入れていく」と方針を語る。

この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です

ログイン

この特集の記事

その他の特集

一覧を見る