「ケーブル盗難対策の鍵は抑止力の強化」
オーエフ 岩崎辰哉 取締役
O&M企業のオーエフは、ケーブルの盗難対策について詳しい。岩崎取締役が見解を語った。
当社が管理していた太陽光発電所で初めてケーブルの盗難に遭ったのは北関東の2MWの発電所だった。6年前のことで、集電箱と集中型PCS(パワーコンディショナ)を繋ぐケーブルを盗まれた。当時は警察に巡回してくれるようお願いしたり、発電所に防犯カメラや人感センサを設置したりしたが、日中も人通りのない辺鄙な場所にあったせいか、その後も複数回盗難に遭った。ただ、警察が巡回している時に偶然、犯人が現れ、警察が逮捕したのだ。調べたところ、犯人は過去に発電所を施工した作業員で、いずれの盗難もその者の単独の犯行だった。
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