守備範囲を拡げよ
多様化するO&M対象設備
O&Mの領域は地上設置型の太陽光発電所にとどまらない。太陽光パネルの屋根上設置が増える一方、蓄電設備の導入が進み、対象の設備が広がりつつある。
O&M（管理・保守）企業の事業領域は広がりつつある。仮に横軸を〝事業の種類〟、縦軸を〝対象の設備〟としてO&Mに関連する事業領域を考えてみると、横軸には、保安管理やAM（資産管理）、是正工事、リパワリング（改修による発電増）、評価・診断、中古売買の仲介のほか、発電量予測などのアグリゲーションや太陽光パネルのリユース・リサイクル事業なども配置できる。一方の縦軸には、地上設置型の太陽光発電所のほかに、農地を使った営農用太陽光発電所や、ため池などを活用する水上設置型の太陽光発電所なども上げることができるはずだ。
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