⑥バイオマス発電
建設ラッシュも普及に黄信号
発電所建設が本格化するなか、開発を断念する事業者が続出。燃料の規制が強化され、新規認定数が伸び悩む。普及に黄信号が灯り始めた。
バイオマス発電所の新規導入量は、2017年380MW、18年は370MWと横ばい基調だったが、19年は6ヵ月間で約320MW稼働し、昨年の1.8倍ペースで推移している。設備容量に資本費をかけて算出する市場規模は3500億円程度まで拡大するとみられる。残りのFIT認定量から推測すると、20年も19年並みの市場が形成されそうだ。
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