FIT抜本見直しで大変動
分水嶺の2020年
2019年、再エネ市場では〝卒FIT〟の太陽光発電設備オーナーが登場し、FIT抜本見直しの議論が本格化した。20年はどのような変化が起こるのか。
「新たな未稼働対策で幕が開け、その対応で混沌としていた」。
カナディアン・ソーラー・ジャパンの山本豊社長は2019年をそう振り返る。18年秋に発表された運転開始期限のない未稼働案件に対する新ルール案。性急な改正案に関係各所から不満が噴出し、政治家をも巻き込んだ騒動に発展したが、最終的に同年12月に原案を緩和した対応策に落ち着いた。
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