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火災や雨漏りに要注意

発電停止リスクにも備えよ

太陽光発電設備の建物設置には、地上設置にはないリスクがある。火災事故に雨漏りなど、起こり得るリスクをまとめ、対策を考察する。

建物の屋根に太陽光発電設備を設置する際に起こり得るリスクとして、最も大きいのは火災事故だろう。太陽光発電設備が故障するばかりか、建物に火が燃え移れば、大惨事を招く。

太陽光発電設備の火災で問題視されるのが消防活動の妨げだ。PCS(パワーコンディショナ)や接続箱の電源を切っても、太陽光パネルが発電を続けるため、直列に繋ぐパネル間で高電圧の電流が流れ続ける。放水で消火しようにも、水を伝って電流が流れ、感電する恐れがあるため、水霧放水をするしかない。消火に時間がかり、被害が拡大しかねないのだ。

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