既存系統を最大活用
東電PG、『ノンファーム型接続』を先取り
東電PGが系統接続に関する新たな取り組みを始めている。発電事業者の費用負担の軽減や稼働までの期間短縮が期待できそうだ。
北関東や千葉では太陽光発電の大量導入に伴い、系統問題が顕在化している。新規接続の検討時に空き容量〝ゼロ〟と言われ、系統増強にかかる高額な工事費負担金を求められることも珍しくない。そんななかで、新たな対応策が打ち出された。東京電力パワーグリッドは今年5月、空き容量がゼロとなった千葉方面の基幹系統で、系統を増強せずに再生可能エネルギー電源の接続量を増やす「試行的な取り組み」を始めると発表したのだ。
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