機械学習で太陽光・蓄電池のエネマネを最適化
東京理科大、実機で実証へ
大学でも太陽光関連のデジタル化の研究が進んでいる。東京理科大学の片山昇准教授は、機械学習によるエネルギーマネジメントの最適化を目指し、実機による実証試験を始める予定だ。
東京理科大学理工学部電気電子情報工学科の片山昇准教授は、約2年前から機械学習によるエネルギーマネジメントの研究を始めた。具体的には、太陽光発電設備や蓄電設備を設置した住宅で、時間帯ごとの電力消費量や電力料金単価、太陽光発電の売電単価などを踏まえつつ、自動で両設備を制御するシステムだ。片山准教授は、「人が介在しなくても、利用者が求める価値を最大化するエネルギーマネジメントシステムをつくり上げたい」と語る。
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