太陽光めぐり

[埼玉県]

嵐山大沼水上太陽光発電所

工場脇のため池に浮かぶ自家消費用太陽光

❶嵐山大沼水上太陽光発電所では、JAソーラー製パネルと東芝三菱電機産業システム製PCS、シエル・テール・ジャパンのフロートを採用。❷ため池のほとりに看板を設置し、地域住民に太陽光発電事業を紹介している。❸太陽インキ製造本社の入口では、毎月の発電量を公表している。❹太陽グリーンエナジーは食糧事業も展開。最寄りの武蔵嵐山駅前で、地産地消を謳う食堂を運営する。

東武東上線・武蔵嵐山駅からタクシーで数分。大型商業施設やファミリーレストランの連なる国道沿いに、太陽をモチーフとした図柄の描かれた大きな建物が現れた。太陽ホールディングスのグループ企業、太陽インキ製造の本社工場である。さらに近づくと目に飛び込んできたのは、建物の横にある池と、その水面に浮かぶ太陽光パネル群だ。この『嵐山大沼水上太陽光発電所』は、埼玉県嵐山町の所有する9千㎡のため池を活用しており、出力は318kWで、昨年12月に稼働した。

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