ネミー、YOCASOLの事業譲受
モジュール製造へ進出 6月出荷へ
中ルンダとの相乗効果
NESは、中国ルンダ製モジュールの販売を主軸にシステムインテグレーション事業や住宅用太陽光発電システム販売を進めてきた。今後は自社製と併用しながら、ルンダ製モジュールの販売も継続していく方針だ。
NESの飯倉誠司PV事業部事業部長は、「当社がモジュールメーカーになることは、ルンダにとってもプラスになるはず。1つは国産と海外製という違いから、ターゲット層が異なること。さらに、自社工場を持つ当社が扱う海外製モジュールとして、信頼性の観点から販売量を伸ばすことができる」と述べる。
根上社長は、「自社ブランドとルンダ製モジュールの相乗効果により、NESの販売量を3倍以上に引き上げることができると見込んでいる」という。
もちろん、同社グループの基幹事業である架台製造との連携も進めていく。「モジュールと架台の技術を融合し、モジュール・屋根・架台を一体化させていく」(根上社長)。