西部電気工業、太陽光受注50MW突破へ
九州地域で太陽光のEPC(設計・調達・建設)を手掛ける西部電気工業(福岡市博多区、宮川一巳社長)は、FIT(固定価格買取り制度)開始以降の太陽光関連工事の累計受注量が今年度にも50MWを超える見通しだ。
同社は、九州エリアを中心に、産業用太陽光発電所のEPC事業を展開。FITの開始に伴い、2012年度に約30件、約7MWを受注、13年度には約17MW発電所の電気工事も含めて約20件、容量にして約24MW分の太陽光関連工事を受注した。
設備ビジネス事業部太陽光発電部の児玉健部長は、「13年度以降は案件の大型化が進んでいる」とし、今年度は、「電力協議の回答までに時間を要していることや、工事負担金が想定以上に大きくなるケースもあり、受注量は20MW弱を見込んでいる」と話す。