発電所の運営費削減を図るならファーウェイのPCSで決まり

日本で好評の中ファーウェイ製PCS。人気の秘密は、高い発電量が期待できるうえ、太陽光発電所の運営費低減に寄与する機能と顧客目線のアフターサポートにあるようだ。売価14円時代を乗り越える鍵がここにある。

ファーウェイのI-V測定機能搭載PCSが設置してある太陽光発電所

4月から出力10kW以上の太陽光発電設備で生み出した電力の売電単価が1kWhあたり14円まで下がったため、太陽光発電所投資を躊躇う投資家やEPC(設計・調達・建設)業者は多いかもしれない。そんな方はファーウェイ(華為技術)製のPCS(パワーコンディショナ)の採用を検討してみよう。低圧太陽光発電所用から高圧用、特別高圧用まで製品群は幅広く、いずれも変換効率は97%を超える。

ただ、魅力は高効率である点に留まらない。スマートソーラー事業部の秦文プロダクトディレクターは、「PCSの提供を通じ、発電所の建設費や20年間の運営費をいかに低減するか。当社は何よりもその点を重視し、製品開発を続けてきました」と強調する。

同社はいずれの製品にもファンやヒューズといった壊れやすい部品を採用していない。オーナー負担となる部品の交換費用を抑えるためだ。

筐体の設計にも工夫を凝らしている。低圧向けの小型機は、汎用工具での結線作業が可能で、その際にカバーを開閉する必要がなく、作業時間も他社製品に比べ短時間で済む。しかも重量はわずか10.4㎏しかなく、作業員が1人で持ち運べるため、作業性が向上し、人件費削減に繋がる。