中国最終兵器!
ライセン製パネルの競争力
30年の技術の研鑽
こうした性能、品質の高さは、ライセンエネルギーのメーカーとしての経験から培った確たる製造理念の現れでもあろう。同社は現在、最先端の設備を備えた自社研究ラボを保有し、高効率化、長寿命化への研究開発を継続的に実施しているが、それはいまに始まったことではない。太陽光パネルの生産こそ06年から開始したが、実は1986年にプラスチック製品のメーカーとして創業した経緯があり、ものづくりの実績は30年以上に及ぶのだ。
そして10年には深圳証券取引所に上場し、いまや年商1860億円、世界8ヵ国の拠点に6500人の従業員を抱える一大メーカーへと成長を遂げた。それゆえ、ものづくりに対する確たる理念はいまなお息づいている。
その同社は19年に、高効率なPERC(裏面パッシベーション型セル)を搭載した高性能パネルの生産を本格化する。そして日本市場には、屋根上に設置する自家消費用の需要が増えることを見越して、高性能品を優先的に出荷する考えだ。
価格、性能、品質と3拍子揃ったライセンエネルギーの太陽光パネルこそ、自家消費時代の本命パネルなのかもしれない。販売・施工会社は、一度試してみる価値はありそうだ。