中国監視大手TAOKE、システム基盤をアップデート
故障の早期発見に有効
中国監視システム大手のTAOKE(タオケイ)は5月9日、自社製品のシステム基盤の新バージョンを公開した。PCSやストリング同士で発電量を比較できるようにした。また、画面デザインを一新し、メニュー集約やレイアウト変更による操作性の向上を実現した。
同社の監視システム『スマートPV』のシステム基盤がバージョン2.0から3.0に新しくなった。旧版からの主な変更点は、太陽光発電所内の複数のPCS(パワーコンディショナ)またはストリング同士で発電量を表示し、かつ過去データとの日別、月別、年別の比較が可能になった。新機能により、たとえば、ある1台のPCSだけ発電量が低い場合、何らかの異常が発生している可能性があると予想がつくのだ。