ZEHに最適!

ファーウェイの住宅用蓄電設備

オプティマイザ併設可 専用アプリの評価上々

ファーウェイのハイブリッドPCSが2台設置されている。将来的なリフォームなども考慮し、露出配線を採用した

こうした暮らしを実現するうえで設備の選定は重要だ。今回南野氏が採用したのは、ファーウェイのハイブリッド型蓄電設備と、太陽光パネル単位での制御や監視を行うオプティマイザだ。ファーウェイの蓄電設備を選んだ理由について、南野氏は「PCS大手の信頼性や性能、価格競争力などのほか、蓄電設備が軽量かつ小型で薄いことも評価しました。ここまで雨天の日を含めて計画通りの充電に成功しており、問題は生じていません」とし、「常時稼働情報が把握できる専用アプリは使い易く、いま最も見ているアプリです」と微笑む。

ファーウェイの住宅用蓄電設備は、最大効率97.5%と高効率なうえ、蓄電容量を5~30‌kWhまで柔軟に拡張できるほか、直流アーク故障の発生時に0.5秒以内に回路を自動で遮断するAFCI機能が搭載、安全性が高い。停電時には5秒以内に自立運転機能に切替わり、いざという時にも安心だ。オプティマイザを追加することで、パネル毎に出力を最適化できるため、発電量の向上が期待できる。まさにZEHやLCCM住宅に最適な製品と言えよう。

ともあれ、カーボンニュートラル(炭素中立)の実現に向け、住宅用太陽光発電設備の設置義務化を準備する自治体が出てきた。今後はZEHやLCCM住宅の普及とともに、南野氏の住宅のようなパッシブ設計とアクティブ設計の融合が進むに違いない。その時、ファーウェイの住宅用蓄電設備は、自然を活かしたパッシブ設計を補うアクティブ設計の有力な選択肢になるはずだ。

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