O&Mの頼れる味方
タオケイの監視装置『スマートPV』の魅力
FIT法改正によりO&M(発電所の管理・保守)の重要度が増すなか、注目は中国大手タオケイが製造する監視装置だ。高機能を求めつつ導入費を抑えたいユーザーは必見である。
適切なO&Mの第一歩は発電量の正確な監視である。そのため太陽光発電所に監視装置は必須だが、ユーザーはどれを選ぶべきなのか。
発電所の規模や構成によっても異なるため、一概には言えないが、今年に入り数10kW〜数100kW規模の発電所オーナーやO&M業者の間で話題に上がっているのが、中国タオケイの監視装置、『スマートPV』だ。同製品は、世界18ヵ国、累計2GW超の導入実績を誇り、日本でも多数の実績を積み上げてきている。
なぜスマートPVが選ばれているのか。
理由の1つに割安な導入費が挙げられる。同社はOSの組み上げから基盤の設計・製造まで一貫して自社で手掛け、品質を管理しつつ低価格での提供を可能にした。その結果「20年間のトータルコストを競合他社と比較した場合、3分の2程度抑えられる」(営業部の烏鵬飛部長)という。
さらに、設置の容易さも魅力の1つだ。同製品はデータロガーとブレーカ搭載の防水ボックスを組み合わせた形で販売しているので、新たに電材の調達をする手間がかからず、設置工事も容易だ。施工会社側でパワコンの型番や台数、オーナー情報等をスマートフォンやタブレット端末で設定できるので、連系待ちの状態や転売時にも柔軟に対応できる。1台でPCS12台まで接続可能だ。国内外のほとんどのPCSに対応している。