世界初がめじろ押し!
トリナ・ソーラー 2015年5.5GWの出荷に挑む
[コラム]世界累積出荷量が15GWを突破
トリナ・ソーラーが太陽電池メーカーとして世界に挑戦し始めた2005年。あれからちょうど丸10年、2015年Q3末に、トリナの世界累積出荷量が15GWを突破した。
太陽光発電が、世界の主要な電力源の一つになる中で、トリナも、革新的で高品質な製品群、強力な販売チャネルとブランディング戦略によって、グローバルで事業を拡大。05年に約1%だった世界シェアも、15年には10%を超える見込みだ。
会長兼CEOの高紀凡氏は、15GWの達成に際し、「世界市場で我々の存在感が高まったことを大変うれしく思う」と率直に話すが、規模の拡大をむやみに追えば、先行投資がかさみ、収益性の低下につながりかねない。そのため、高氏は「常に財務規律を維持し、営業利益の改善を続けてきた」。
10年の間に世界最大のメーカーとなったトリナ。次はどんな記録を達成するのだろうか。