トップブランド!SMAパワコンの魅力

強みは全方位提案

杉山竜太郎セールスダイレクター

さらに、SMAの強みは、他社とは一線を画する豊富な製品数だ。ゆえにユーザーの細かいニーズを汲み取った幅広い提案ができる。

一般に、平坦な土地に大規模な太陽光発電所を建設する際は、大型PCSが有効だ。2MWを超える特高案件になると、定格出力の大きいPCSほど建設費を抑えられるため、SMAジャパンは、500kW機に加え、700kW機と880kW機の3機種を揃えている。

ただ、大型PCSを運ぶための道路が舗装されていない山間部では、土地の造成費が嵩んでしまう。ここは中型PCSによる分散設置の出番であるが、SMAは、システム電圧1000V対応の20kW機と25kW機を用意している。

とくに、MPPT(最大動作点追尾機能)が2系統内蔵されている25kW機を使えば、ストリングの入力電圧を最適に制御でき、分散設置のメリットを効果的に引き出すことができる。

また、SMAのPCSは複数台連系しても個々のPCSが各々系統と同期するため、親機が故障・停止したために子機まで停止してしまうというマスタースレーブ方式で起こり得るリスクが発生しない。

SMAジャパンセールスダイレクターの杉山竜太郎氏は、「適地の減少をきっかけに、昨夏から分散設置のニーズが急拡大していますが、案件によっては、大型PCSの集中設置の方がよいケースもあります。当社の強みは、あらゆる案件に対して、最適なPCSを提案できることです」と胸を張る。