RE100電力 蓄電池運用代行に本腰
再エネ発電業務代行を手掛けるRE100電力は蓄電設備の運用代行に着手する。6月までに需給調整市場で取引を始める構えだ。
再生可能エネルギー電力販売のRE100電力(香川県高松市、黒淵誠二社長)は、発電予測や発電計画の作成など太陽光発電所運営のアグリゲーションサービスを展開している。FIP(フィード・イン・プレミアム制度)の発電事業者を対象に発電業務代行や電力買取りを行うほか、グループ会社の日本エネルギー総合システムとともにEPC(設計・調達・建設)やO&M(管理・保守)まで請け負う場合もあるのだ。
すでに受注量は太陽光発電所の交流出力換算で15MWを超え、2024年内にも100MWに達する見込みだ。同社の黒淵誠二社長は、「当社が請け負う太陽光発電所の規模が大きくなり、発電業務代行のみでも収益が上がるようになりました。アグリゲーションのみを依頼する事業者が増えているので、今後は発電業務代行の受注をさらに伸ばしていきます」と状況を話す。