次世代PCS発売へ
進化するファーウェイの住宅用蓄電設備
PCS世界大手のファーウェイが、新型PCSを開発し、住宅用蓄電設備の機能を拡充する。2024年6月に発売する予定で、早くも注目を集めている。
ファーウェイ・ジャパン(華為技術日本)は、出力4.95kWの新型PCS(パワーコンディショナ)、『SUN2000−4.95K−LBO−NH』を2024年6月に発売し、住宅用蓄電設備を刷新する考えを明かした。新製品は、いわゆるトライブリッドPCSで、これを用いれば、太陽光電力の宅内供給や蓄電池の充放電に加え、EV(電気自動車)と電力を融通できる。同社は25年年初にも専用のEVチャージャーを製品化し、EVへの充電はもちろん、EVから宅内への給電も可能なシステムとして売り出す構えだ。