Looopの新商品
『メガソーラーキット』売れ行き好調
中小規模からメガへ
いま、『メガソーラーキット』の販売は急速に伸びているが、その第1号となったのは群馬県吾妻郡嬬恋村の案件だ。発電事業者は、地元で産業廃棄物処理業を営む重田商事の菅原清さん。嬬恋村大笹に2万1千坪の土地を借りて出力998kWの太陽光発電所を建設した。電気工事は地元の電気工事会社が担当し、ループも技術支援として対応したが、土地の造成から架台やモジュールの据え付けは、重田商事の社員や同社の取引業者と手掛けている。
菅原さんはまず『MY発電所キット』を購入し、ループの施工指導のもと長野県北佐久市の所有地に48kWの小型発電所を建設した。稼動状況を確認し、その後メガソーラーへとステップを踏んでいる。このように、『MY発電所キット』のユーザーが、さらに大型なものとしてメガソーラー発電所の建設に踏み切るケースが増えている。
ループはこれまで、『MY発電所キット』の販売を軸に中小規模の案件に傾注してきたが、ここに来て中小規模からメガソーラーまで業容を拡大させている。業績は好調で、創業3期目に当たる今期(13年4月〜14年3月)の売上高は、対前期2.5倍増の50億円を見込んでいる。