ファーウェイ、多機能PCS発売

住宅用蓄電設備を大幅刷新

経済性28%アップ

多機能PCSとともに同社が今回導入した『EMMA』も、特筆すべき新機能だ。AI(人工知能)による蓄電設備の最適制御機能で、翌日の天気予報から太陽光発電の発電量を予測しつつ、蓄電池への充放電の時間を制御して経済的な運用を可能にするものである。

同社はEMMAの提供に際し、九州電力管内の太陽光発電設備と蓄電設備で1年近く実証試験を行い、完全自家消費の『グリーンモード』と、安い時間帯の商用電力も活用する新しいモードを比較して約28%の経済性の向上を確認している。

写真は長野実証試験の様子。屋内に2台並列したPCS(上)と屋外に2台設置した蓄電池(下)