RE100電力、関東で蓄電所アグリゲーション開始へ

RE100電力はこのほど、関東で系統用蓄電所のアグリゲーションを始める。事前の対向試験を経て、需給調整市場取引を中心に運用していく構えだ。

系統用蓄電所のアグリゲーションを手掛けるRE100電力(東京都中央区、黒淵誠二社長)は2025年3月、関東地方で初めて蓄電所のアグリゲーションを受託した。対象の蓄電所は、千葉県印西市内で稼働した出力2MW弱、蓄電容量約4000kWhの高圧蓄電所である。メディオテックが所有・運営し、グリーンエナジー&カンパニーがEPC(設計・調達・建設)を担当した蓄電所で、RE100電力は、メディオテックのアグリゲーションを支援していく。

黒淵社長は、「数ヵ月間の対向試験を経て、三次調整力②から順に需給調整市場で取引を始めていきます。今後はアグリゲーションを全国に広げていきます」と方針を語った。

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