地方見聞録【中四国】

地域販売会社が掲げた脱FIT時代の新構想

認定遅れや無制限抑制の影響で、減速する中四国の太陽光発電市場。FIT終焉の兆しも現れ、企業の事業撤退が表面化しつつあるが、依然として踏み止まる者が少なくない。彼らは今、脱FIT時代を生き抜く新たな構想を掲げている。(本誌・岡田浩一)

国内の太陽光発電市場は、2014年度をピークに下降し、回復の兆しは一向に見えない。中四国も例外ではなく、住宅用太陽光発電の導入量こそ横ばい傾向にあるが、産業用太陽光発電も含めると、15年度から16年度にかけて導入量は20%以上も減少した。17年度の統計は公開されていないが、販売・施工会社は、認定遅れによる建設停滞の対応に苦心しており、太陽光発電の導入はさらに減速した公算が大きい。

この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です

ログイン

この特集の記事

その他の小特集

一覧を見る