寡占化進む不毛地帯 勝ち組に学ぶ生き残り策

太陽光+植物 工場荒廃農地を有効活用

福島県白河市に本拠を構えるEPC企業のブレインは、太陽光パネルを設置したコンテナでシイタケを水耕栽培する植物工場を開発、7月より販売を始めた。耕作放棄地対策として提案していく方針だ。

荒廃農地を活用するためにこの仕組みを開発した

福島県には、東日本大震災によって耕作放棄地と化した農地が多い。酒井勝行社長は、「第一種農地である耕作放棄地をどう活用すべきか考えて発案した」とし、「福島県産の農産物に対して、例えば放射能の観点から不安を抱く人がいる。そんな不安の解消にも一役買いたい」と思いを語る。

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