電力小売マーケットの黒衣役
エプコ、パッケージ提供で家庭向け電力販売をサポート
給排水設備から電気設備、今では太陽光発電や蓄電池まで、様々な住宅設備の設計を手掛けるエプコ。同社が電力自由化で目指す絵姿は、黒衣役として電力小売事業者を支え、共に展開していくというものだ。電力小売マーケットを見据えるプレーヤーにとって、ひとつのビジネスモデルとなり、アライアンスを組むべきパートナーともなり得る。
住宅会社からの給排水設備の設計受託事業を会社の成り立ちとするエプコ。住宅設備の高度化に従い、給排水から通信、電気設備など事業領域を拡大。太陽光発電設備もその一つだ。現在、太陽光に関する事業としては、ハウスメーカーや太陽光システムメーカーなどに対し、家庭向けの太陽光システムの設計や発電シミュレーションを提供。その数は年間4.3万棟、容量にして約200MWに及ぶという。
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