米アンチダンピング制裁で揺らぐセル大国

セル製造からシステム販売、そしてEPCへ

多角化経営で難事を乗り切る

ネオソーラーパワー 陳偉銘(Bob Chen)副総経理

台湾セル3強の一角を成すネオソーラーパワー。年産2.2GWに及ぶセルの一大生産拠点を構え、昨年は1.5GW分のセルを出荷した。陳偉銘副総経理は「商用セルの出荷量では世界トップ」と胸を張るが、米政府によるアンチダンピング制裁が影を落とす。この難局をどう乗り越えるのか。

同社のセルの主な出荷先は中国、次いで日本、ヨーロッパだ。主力製品はP型単結晶セルの『Black20』とP型多結晶セルの『Super19』。セルの変換効率がそれぞれ平均20%、19%と高いのが特長で、出荷の大半をこの2種が占める。

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