ドイツの挑戦

太陽光プレイヤーに商機はあるか?

再エネ電力商品化の現実

【マーケット】

ドイツ政府は今年4月、EEG(再生可能エネルギー促進法)の改正案を公表し、脱FIT(固定価格買取り制度)を宣言した。FITによる買取りを段階的に廃止し、再エネ電力の市場取引を促していく狙いだ。果たして太陽光発電プレイヤーは電力市場で商機を見出せるのだろうか。

太陽光は安い!

「太陽光発電は競争力がある。仕入れ原価がゼロなのだから。実際、再エネ電気の取引量は増えており、火力発電所の運営が厳しくなってきている」。

EEX(欧州エネルギー取引市場)シニアエキスパートのロベルト・ゲルスドルフ氏は電力卸売市場の状況をこう語った。

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