中国メーカー最後の賭け

「夢は10GWの発電所建設、世界最大の発電王になる」

リアルフォースパワー ワン・ハンク 董事兼CSO

「2017年までに10GWの太陽光発電所を開発し、世界最大の発電王になる」。昨秋、インリー・グリーンエナジーからリアルフォースパワー(RF)の董事に転籍したワン・ハンクCSOは、こう宣言する。彼らの実力とは。RFの狙いを探った。

太陽光発電への参入は09年、後発ながらも急ピッチで生産規模を拡大させ、モジュール2GW、セル1GWの生産能力を持つリアルフォースパワー。だが、同社の設立は1978年まで遡る。創業以来、石炭事業で成長を遂げ、07年にはリチウムイオン蓄電池を開発、生産をスタートさせた。売上高も12年の103億元から、13年は130億元へと増加。さらに14年は大幅増収を見込み、「ターゲットは350億元」だという。

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