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コア−ビジネス、太陽光パネル搭載カメラ販売堅調

通信サービスを取次販売するコア−ビジネス(東京都中野区、加藤正樹社長)は2023年、SIM内蔵の太陽光パネル搭載監視カメラを約150台販売した。うち3割程は太陽光発電所向けで、盗難対策用として利用が増えているようだ。

同社は23年1月に同監視カメラを発売した。出力7Wの太陽光パネルと蓄電容量1.56万mAhの蓄電池を搭載させて、電源のない環境下でも使用できるようにした。蓄電池を併設することで24時間程の連続使用を実現したが、常時作動させると通信量が嵩むため、動体検知時に作動する機能を設けた。ビスや結束バンドで固定できるようにして工事費を不要とし、通信費を除く本体価格を6万円~と設定した。

同社カメラグループの鈴木康弘グループ長は、「かなり安い製品だ。既設のカメラで撮影できない場所に、補助的に設置する用途で採用されている」と話す。

近年、太陽光発電所で銅線ケーブルなどの盗難が多発するなか、犯行の動線上にカメラを設置したいと考える発電事業者が増えており、同社の製品に対する関心が高まっているようだ。

同社は月額1.2万円で貸与するサービスも提供。取り付けや取り外しが容易なことから、建設現場やイベント会場などでも利用されている。

太陽光搭載監視カメラ『イーカム』

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