再エネ大予測2024

予測1

環境価値取引が拡大 バーチャルPPAが本格普及

発電事業者と電力消費者で環境価値を取引する日本版バーチャルPPAは2023年から拡がり始めた。24年はバーチャルPPAの普及元年になりそうだ。

再生可能エネルギー発電所の環境価値のみを取引するバーチャルPPA(電力売買契約)。電力消費者は既存の電力小売り契約を変更する必要がないうえ、環境価値を夜間などに使う電力の再エネ化に活用できる。しかも〝追加性〟のある再エネ調達法ゆえ、注目度が高い。2022年4月以降に稼働する再エネ発電所から発電事業者と電力消費者との間で『非FIT非化石証書』を直接取引できるようになり、バーチャルPPAの利用環境が整備された。

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