昭和シェル石油（東京都港区、亀岡剛社長）は12月19日、連結子会社であるソーラーフロンティアアメリカズがカナディアン・ソーラーの100%子会社であるリカレントエナジーから米カリフォルニア州における建設前段階のメガソーラープロジェクトを買収したと発表した。12月11日付で買収した。
　今回、買収したプロジェクト名は「Mustang II」。発電規模は210MWp、カリフォルニア州キングス郡に建設され、2020年に商業運転開始する予定。稼働後はカリフォルニア州内の電力会社であるPeninsula Clean EnergyならびにModesto Irrigation Districtと長期売電契約を結び、約37,500世帯分の供給を行う。昭和シェル石油100%子会社のRSリニューアブルズを通じてソーラーフロンティアアメリカズへ融資を行ったもので、RSリニューアブルズ設立後初の海外における発電所建設・売電事業となる。