中国太陽電池大手のレネソーラは7月12日、半導体部品の専門商社であるシリコンバンク（東京都中央区）に15MW相当の太陽電池モジュールを供給すると発表した。
　同社は、250W単結晶シリコン型モジュール合計15MW相当を今年8月から順次、シリコンバンクに納入する予定。これらのモジュールは、EPC（設計・調達・建設）会社に販売され、複数の屋根及び地上設置プロジェクトに使用されていく。また今後、レネソーラはさらに25MW相当の太陽電池モジュールをシリコンバンクに出荷する見通しだ。
　レネソーラのリー・シャンショウCEOは、「シリコンバンクとの契約を通して、弊社の高品質パネルを日本国内に提供することができて非常に嬉しく思います。この契約獲得は弊社が日本の太陽光業界で着実に成長していることの表れで、日本は弊社にとって米国、ヨーロッパに続く弊社の第3の市場になりつつあります。今後も日本のエンドユーザーに弊社の高効率太陽光製品や家庭用ソリューションをお届けしていくことによってシリコンバンクとのビジネスを強化し、日本の成長する太陽光市場でのシェア拡大を目指す所存です」とコメントしている。