独アンタリス、温度耐性試験で高い温度耐性を実証
2013.09.18
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ドイツの太陽電池メーカー、アンタリスソーラーは9月18日、ドイツの第三者試験機関であるPIベルリンにおいて、太陽電池モジュールの温度耐久性テストを実施した結果、モジュールや部品の性能への悪影響は見られず、アンタリスソーラーのモジュールの高い堅牢性が実証されたと発表した。これによりアンタリスソーラー製モジュールは暑い地域や砂漠での使用に適していることが確認されたとしている。
今回、PIベルリンは、数社の太陽電池モジュールを過酷な温度条件下に設置し、試験を実施。モジュールを人工的にマイナス40℃から85℃の環境下に置き、最終的には85℃で約8時間、100℃で1時間試験した。その結果、極端な高温および低温、大きな温度変化に対するモジュールの耐性にはバラつきがあり、試験後に物理的損傷を示したモジュールや効率低下したものもあったという。その中で、アンタリスソーラーの「ASMシリーズ」モジュールは、試験後も物理的損傷は見られず、フラッシュテストでも性能が損なわれていないことが確認されたとしている。
アンタリスソーラーのミヒャエル・ゲーデCEOは、「今回のテスト結果で、当社のモジュールに対する品質改善が実を結んだことが証明され、非常に嬉しく思います。耐熱特性はアンタリスソーラーのモジュールの重要な特性で、これにより熱帯地方や砂漠といった過酷な気候下でも長期にわたる使用が可能になります」とコメントしている。
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