カナダ・太陽電池大手のカナディアン・ソーラー（カナダ・オンタリオ州、ショーン・クゥCEO）は12月19日、エオソル・メキシコ社に対して、8.7MWの太陽光パネルを供給したと発表した。
　供給した太陽光パネルは、メキシコ合衆国ドゥランゴ州に位置する発電所に導入された。同発電所は、同国にとって2番目に大きな太陽光発電プロジェクトであり、2014年第1四半期初めにオープニングセレモニーを開催する予定だ。
　エオソルグループのエオソル・メキシコ社は、再生可能エネルギープロジェクトの開発・投資分野において、メキシコでもっとも知られている企業の一つ。同社とカナディアン・ソーラーは、以前にもフランスとスペインでのソーラープロジェクトを通じ、協業した実績があるという。
　カナディアン・ソーラーのショーン・クゥ会長兼CEOは、「この魅力的な新興市場において、カナディアン・ソーラーが重要なプロジェクトの一員になることができ、とても嬉しく思います。エオソルEMと、そのチームの努力と優れた技術力に感謝します。今回供給した8.7MWを含めると、メキシコでの累積設置容量は30MWになります。当社がローカル市場で有力なパートナーと緊密に協力し、成功をおさめた好例となりました」とコメント。
　一方、エオソルグループのM.ブルーノ・バナール社長は、「カナディアン・ソーラーは、以前協業したフランスとスペインのプロジェクトにおいて、高品質なモジュールと高い顧客サービスで優れたパートナーであることを証明してくれました。そのため、当社はカナディアン・ソーラーを戦略的に重要なメキシコ合衆国ドゥランゴ州での最初のプロジェクトパートナーに選択しました。今回のプロジェクトで、カナディアン・ソーラーは、これまでも、そしてこれからも信頼できるパートナーであることを再び証明してくれました。メキシコでの太陽光発電事業において、カナディアン・ソーラーと更に協業を進めていきたいと考えています」と話している。