小型PCS18年初頭発売
ファーウェイが低圧太陽光へ本格参戦
PCS（パワーコンディショナ）世界大手の中ファーウェイ（華為技術）が来年初頭にも新製品を発売する。出力4～5kWの低圧太陽光発電所向け小型PCSだ。どのような製品なのか。
低圧用新製品 SUN2000L–4.125／4.95KTL–JP
ファーウェイが2018年初頭に売り出すPCSは、低圧向け単相三線型4.95kW機と同4.125kW機の2種類。同社は日本に進出して以来、高圧太陽光発電所向けの中型機を販売してきたが、ここに来て小型機を投入し、低圧太陽光発電所へ本格展開する。
スマートソーラー事業部の張巍巍（ジャン・ウェイウェイ）本部長は「日本では大規模案件が徐々に減ってきましたが、低圧太陽光発電所の市場には、まだ成長の余地があります」とし、「今回の新製品は自信作です。日本の低圧市場へ拡販していきます」と意欲を示した。