PCS出荷好調!

ファーウェイが選ばれる4つの理由

故障率0.35%

耐水試験の様子

4点目は耐久性の高さだ。

同社のPCSの出荷量は年々伸び続けている。出荷量が増えれば、その分故障するPCSの台数も増えるはずだ。一般的にPCSの故障率は20〜30%といわれているが、ファーウェイ製PCSの故障率は0.35%しかないという。

同社のPCSには外づけファンがなく、ヒートシングによる自然放熱によって筐体を冷却する。ファンがない分故障リスクは低減され交換コストも発生しない。

李氏は「通信機器の製造で培った経験と技術がPCSの製造に活かされています」と語る。

同社はこれまで100以上の国と地域に無線送受信装置を販売し、同機器の世界シェアはトップだという。同機器には、寒冷地や砂漠地など過酷な環境下で一瞬たりとも通信が途切れない耐久性が要求される。それだけにPCSの製造においても一切妥協をせず、品質を追求しているのだ。

同社はPCSの開発にあたり、およそ1400もの試験を実施し、すべてに合格しなければ製品化しないという。その厳格さゆえPCSの故障率が低く、ユーザーには5年間の製品保証を無償で付与できるのだ。

しかも同社は、仮に製品が故障した場合、たとえ離島であっても連絡を受けてから2営業日以内に新品と交換する体制を整えている。

李氏は「日本のお客様は品質に対する要求が非常に厳しいと感じています。だからこそ当社のPCSが日本で評価をいただけているのだと思います」という。

今年、ファーウェイはどのような進化を見せるのか。これからも目が離せそうにない。

ウェブサイトはこちら